みなさんこんにちは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今年も静かなゴールデンウィークになりました。
一年前の今頃は流石にここまでコロナが長引き、
生活が一変するとは現実性をもって想像することができなかったです。
ただ現実は昨年以上に状況が悪く、実際に生活に影響が出ている方も桁違いに多くなってしまっているのではないでしょうか。
今日はそんなコロナ禍における、一年経過したからこそ見えてきた、
自分の在り方、(ドラマーとして、講師として)出来ることについて何話かに分けて書いて行きたいと思います。
本番の需要と在り方
この一年間で一番大きく変化したことは、本番の在り方だと思います。
まず機会が激減したこと。
お客さんをキャパシティの限界まで入れる事が難しくなったこと。
そして配信という形が主流になってきたこと。
でもやはりライブやコンサートは直接見る醍醐味も大きくありますし、
空気感みたいなものも大切です。
そこがライブの意味と考えると、
ライブというもの自体を見直さないといけないということになります。
またビフォーコロナの世界に戻れるかどうかは別として、現時点では見直しが求められています。
私は昨年の2月から現在まで配信ライブを5回行いましたが、
ライブ、という感覚は正直あまり得られていなかったです。
ただ新しいものを体感している感じで、これが主流になるのであれば
何と無く元に戻るまでのつなぎでやるものではなく、演出や異議を考えなければいけないな、と感じていました。
配信ライブはとても大変
配信ライブといっても自身で機材を持ち込んでやる場合と、会場に整っている場合とがありますが、
ほぼ全ての会場は機材は整っておらず、自分たちでカメラや配信環境等をセッティングすると正直普通にライブをするよりも大変になります。
まだまだ一年ぐらいではライブハウスや演奏できる場所全てに配信環境が整うはずもなく、
カメラ、マイク、ネット環境といった配信のための整備にかかる機材費はおろか、
維持費だけでも苦しい、というのが現状です。
それはそうですよね、以前より売上が激減しているのに、新たな機材を導入するお金なんてどこにあるのか、という状況です。
なのであくまで個人で機材を導入し、ライブハウスやスタジオに持ち込み場所を使わせてもらう、ということになります。
ただそれでも何も発信しないよりは、活動を見てもらえるのでやるべきだとは思います。
考え方を変えずに以前のやり方で押し通すことも可能だとは思うのですが、
そもそもリスクを冒してまでライブハウスに行こうと思うお客さんが少ないので結果的にはライブをやっても赤字になる場合がほとんど。
お客さん側はこの機会に自宅にWi-Fiを入れたり、タブレットやPCを買い直したり、いわゆる巣ごもり環境を整えた方も多いのではないでしょうか。
客数を絞って配信を行う
現在主流になっているライブのスタイルが
会場キャパシティーの半分のお客さんを入れて、かつ配信も行う、というスタイル。
これでどうにか、という言い方もできるかもしれません。
私のライブも無観客か、この合わせ技スタイルかになっています。
当初あれだけ騒がれたライブハウスも、すっかりクラスターは減りましたし、
演奏を聴いている時もマスク、会話は基本的に演奏中はしないのでかえって飲み会なんかより安全と言えます。
対策の仕方がわかってきたというのもこの一年間が無駄になっていないということだと思います。
ただジャンルによってはぎゅうぎゅうの中ダイブしたり、飛んで騒ぐのが醍醐味なので、
そういった楽しみ方は本当に我慢の時期が続きます。
また夏頃にライブを計画していますが、
この状況を鑑みるとやはり普通にライブを行うことは難しそうですね。
ただ配信も何度かやらないと覚えられないので、むしろコロナ禍を利用してノウハウを身につけようと思っています。
収束しても配信ライブは1つのスタンダードになると思いますしね。
次回はSNSの在り方について
今回はライブについてお話ししてきましたが、
次回はコロナ感染ノーリスクでの発信と言えばSNS、ということで詳しく書いて行きたいと思います♪
お楽しみに!