多様化するレッスンを分析!

 

みなさんこんにちは!

今日は少し難しいテーマですが、早速お話していこうと思います!

長くなるのでお時間許すときにでも(^_^;)

レッスン、と言っても多彩である

僕は3歳の時からバイオリン、5歳の時にドラムを習い始めましたが、

その時のレッスン、というと当然対面レッスンの事を指していました。

多分30年近く前は僕の習い事に限らず、

レッスンと言ったらほぼ100パーセント対面レッスンのことを指していたと思います。

 

それが今はどうでしょう??

このコロナの影響を受けて、

現在進行形で猛烈にその勢力を拡大しつつあるオンラインレッスンをはじめ、

youtubeなどの動画上で先生を見ながら咀嚼していく動画レッスン。

そして今までの主流、対面レッスン。(そもそも対面、と書かないとどっち?となるのが時代ですね)

また手段という名目からは外れますが、個人なのかグループなのか。

 

こう考えるだけでも全てを展開している教室に通う生徒さんからしたら、

ものすごい選択肢ですよね(笑)

 

さらにいうと、上記のレッスン形態は名前としては全国共通かもしれませんが、

各教室で内容の認識はガラッと変わることが多いので、いよいよ選択肢が増えていきます。

 

例えば、

 

・A教室ではオンラインレッスンであんなことをしていたけれど、

 B教室のオンラインレッスンではやっていないのかな?

 

・時間当たりの値段がなんでこんなに違うのかな?

 

などなど。

それぞれのレッスンの特性を理解する

上記の主要レッスン形態3種

  1. 対面レッスン
  2. 動画レッスン
  3. オンラインレッスン

の特性を、

  • できること(メリット)
  • できないこと(デメリット)
  • オススメの対象者、生徒さん

という観点から分析してみました。

 

 

●対面レッスン

長らくワールドスタンダードでしたがその地位も陥落寸前?と言ったところでしょうか。

教える側からすると不動のレッスン形態であってほしいものですが、

このコロナ禍においては仕方ありませんね。

 

 

・できること(メリット)

基本的にレッスンというものはここから始まりましたので、

講師次第(笑)ですが特定のテクニック的なことを除いて、できないことはないでしょう。

メリットは挙げたらキリがないですが、

全てのことにおいてスピード感のあるやり取りや、講師の演奏を間近で見ることができる、

少し雑談とかもしやすい(意外と大事)などが挙げられるかと思います。

繰り返しになりますが、レッスンのベースはこの対面レッスンです。

 

・できないこと(デメリット)

 

できないことは基本的にはないと思っていますが、

デメリットとしては、

料金が3種を相対的に見ると高くなりがちです。(その分得られるものが多いといえばそれまでですが。)

 

またこれは3種全てに言えることですが、

対面レッスンはとりわけ講師との相性が良くも悪くも、

とても重要な決め手になると思います。

人見知りが激しい、緊張しやすい、好みがはっきりしている、

という方はより慎重になる部分かと思います。

 

・オススメの対象者

初心者から経験者まで、どうしても対面はいやだ!

という方を除いて全ての人にオススメができます。

もちろん先述の通り相性がより大事ですので、

それはぜひ慎重に生徒さん側が判断するものだと考えています。

 

 

●動画レッスン

これはもう意外にも? 10年以上前から存在するスタイルですね。

youtubeがその大半を占めますが、皆さんも一度は、

バスドラ 踏み方 

とか、

ダブルストローク やり方

みたいなワードで検索したことがあるのではないでしょうか。

 

youtubeのように無料で見ることができるものから、

有料化して、お支払いした方のみその動画を閲覧することができるものまで、

やり方は様々です。

 

・できること(メリット)

・正しいやり方やフォーム等を自宅でも見ることができる。

・その動画を見るにあたって準備が楽である。(身だしなみを整えたり、移動しなくても良い)

・実際にスタジオに入った上で見ると、すぐさまドラムセットで実践もできる。

・興味のある分野だけを集中して、そして何度でも見ることができる(これは大事ですね)

・質問しようと思えば可能な場合もある。(コメントを残したり、メール等)

・面識がなくてもOK。相性等も対面レッスンよりは気にしなくても良いかも?

・有料の場合料金も対面レッスンよりは安い場合が多い。

 

結構なメリットが並びますね!

廃れずにここまで残っている理由がわかる気がします。

 

・できないこと(デメリット)

・レッスンは先方からの一方通行なので、リアルタイムでの質問や、疑問等への対応は基本的には不可。

それに伴い間違いを指摘してもらえる機会が基本的にはないので、

動画を参照して正しく進んでいる意識でも、間違った方向に進んでいる可能性がある。

・良くも悪くも自分のペースでできるので、

一回放置気味になるとそこでやめてしまうことが多い。

・面識のない場合、動画の内容、意図を汲み取りづらいこともある。

・一つ目の項目と重複する部分ですが、みてくれる人、一人一人が何から何まで違うので、

どうしてもコンテンツが特定の個人に向けた内容ではなく、

一般的にこうすると良い、のような内容になりがち。(特に無料コンテンツの場合)

 

 

・オススメの対象者

ある程度の経験者にはオススメできると思います。

1年以上の経験者、または現在進行形で習っている場合でもオススメできます。

初心者の方は、情報が多すぎると混乱材料になりますので、

まずは1つ帰る場所と言いますか、先生を見つけることを先に頑張ってみましょう。

 

総括すると大きな特徴としては、レッスンは一方通行だということです。

頼るべき先生がいて、その上で一緒に見てもらったり、その動画の質問をしたり、

そんな使い方ができると理想形だと思います。

もしくは習っている先生が動画レッスンもしていたら、

対面レッスンと合わせて使うことで有効利用と言えるでしょう。(上記のデメリットの半数は削減可能)

 

 

オンラインレッスン

先述の通りコロナの影響でグーンと勢力を伸ばしています。

ZOOMという言葉を1日1回は聞くような。。。

当教室でも5月よりスタートしました。

 

動画レッスンと何が違うの?という疑問も出てくるかと思うのでまずはそこから

ご説明いたします。

大きな違いとしては、

先ほど動画レッスンは一方通行と書きましたが、

オンラインレッスンは相互通行です。

 

わからないことや、質問等もリアルタイムでできます。

対面レッスンとの違いが動画レッスンに比べると出にくい、というイメージでしょうか。

 

ただしドラムという楽器の特性上、自宅にドラムがないケースがほとんどですので

お互いがスタジオに入るか、または生徒さんだけ、あるいはご自宅でできること(パッド等の基礎)、

という選択肢になると思います。

※当教室ではお互いが自宅でできるパッドを使ったオンラインレッスンを展開しております。

 

・できること(メリット)

・リアルタイムでレッスンが進行するので、

生徒さんが間違って進むことがない。(コレは大事です)

・質問や疑問等もリアルタイムで解決する。

・対面レッスンでは時間がもったいないなぁと思って

聞き出せなかったことが気軽に聞ける(これも大事)

・講師、生徒双方がスタジオで行えば、より実践的なレッスンも可能になる。

(ヤマハさんでは一部スタートしていますね)

・ご自宅で受ける場合であれば、準備や移動等における時間は対面レッスンに

出向くよりは削減できることがある。

・良くも悪くも、ですがお互いが画面の中にいるので表情が見えると安心できたりもする。

 

 

・できないこと(デメリット)

・Wi-Fi等の通信環境がないとできない。(微弱な電波だと落ちたり、止まったりしてしまう)

・オンライン、リアルタイムとはいえ多少のタイムラグ(1秒あるかないかの遅延)

が生じるので講師、生徒双方の同時演奏をすることができない。

・そもそもオンラインレッスンを受けるまでの段階、アプリの導入までが億劫である。

・割と画角的に家の中で写していい場所を作る必要がある。

・良くも悪くも、ですがお互いが画面の中にいるので最初は変な緊張をするかもしれない。

なかなか面識のない人とビデオ通話をすることも少ないのと同様に、

もしかしたら対面レッスンよりハードルが高い部分がある。

・スタジオでドラムを使ったオンラインレッスンとなると、

カメラが1台だと写せる範囲に限界があり、対面レッスンに比べると限定的な時間が増える。

 

 

・オススメの対象者

これは間違いなく現状習っている先生がいる生徒さんです。

やはり初対面が動画レッスン、となるとハードルは高いような気もします。

 

あるいはどんなオンラインレッスンを展開するのか、

動画で提示している方のレッスンならば生徒さんでなくても少しハードルは下がるかもしれません。

 

とんでもなく有名な人、とてつもないテクニックをお持ちの先生に習うことよりも、

まずはどんな人なのか?どんな雰囲気のレッスンになりそうなのか、

どんなことを教えてくれそうなのか、が分かった方が行動力につながりますよね。

 

まとめ

いかがでしたか?大変長くなり恐縮です。

ここまでそれぞれのレッスンについて分析してきましたが、

3種が松竹梅なのではなく、

それぞれ全く別のものと考えていただけると良いのではないでしょうか。

 

これは個人の考えですが、

対面レッスンをベースに、動画レッスン、オンラインレッスンをうまく併用することで、

これまでになかった充実感のあるレッスンが受けられると思っています。

また今後も来ないとは言い切れないコロナの大きな波に対して、

対面レッスンだけで立ち向かうことは現実的に厳しいものがあります。

 

宣伝になりますが(笑)

当教室のオンラインレッスンの概要はこちら

 

オンラインレッスンについての記事はこちら

 

ご興味持っていただけましたら、ぜひご覧ください。

 

ではみなさんの生活スタイルにとって良いレッスンが受けられますように!